飲食就活生のエフラボトピックス

エフラボ

せんぱい、どんな感じで、就活してましたか?

就職活動には、一人ひとりにそれぞれのドラマがあります。先輩には、どんな物語が?どんなポイントを大切にしながら、志望する会社にたどりついたのか?皆さんの一年前に就活していた4人の先輩にインタビュー。ホヤホヤの体験談をお届けします!

篠山 俊輔さん

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篠山 俊輔さん(18才)

華調理製菓専門学校 調理ベーシック科

就職先▶株式会社 イグレコ

職 種▶調理スタッフ

  • この会社に決めた理由

    肌で感じた職場の雰囲気が良かったこと。創造力を発揮できることも決め手でした!

     自分の考えをはっきり言葉で伝えることのできる芯の強さが印象的な篠山さんは、2021年4月から株式会社 イグレコに入社しました。同社が手掛ける「レアルタ」というお店でお仕事をスタート。振り返ると高校卒業後、飲食業界に従事するお父さんの後押しもあり、もともと志していた料理人の途に進むべく、華調理製菓専門学校へ入学しました。

     緊急事態宣言の影響から授業が本格的にスタートしたのは入学後の6月からでした。「元々マイペースな性格なので」と話す篠山さんは、焦ることなく授業と就職活動を両立していきました。

     9月から具体的に就活を始め、学校の先生から配布された飲食業界の就職情報誌「エフラボ」に掲載されていた株式会社 イグレコに注目。その後「レアルタ」のインスタグラムで情報収集を進め、アップされていた料理写真の盛り付けを見て益々魅力を感じるようになりました。すぐに、学校の先生に会社説明会への参加希望を伝え、初めてレアルタのお店を訪れることに。働いている社員の年齢層が若いことや、スタッフ同士の会話や何気ないやり取りがとても楽しそうだと、実際にお店を訪れて職場の雰囲気を肌で感じてきました。また、食材の活用法についても話を聞けたことが「モノづくりが好き」という篠山さんの志向と合致したのでした。

     説明会参加後、周囲から「他の会社も見てみたら」とアドバイスを受けましたが、篠山さんの意志は固く、そのまま株式会社 イグレコの面接へと進み、11月後半に内定を受けて入社が決定しました。

  • 大切にしたポイント

    職場でのコミュニケーションがしっかり取れること、料理の創造力を磨けることの2点を大切にしました。

  • 篠山さんの就活スケジュール

    「自分のやりたいことか」に加えて、「長く続けられそうか」も就活のポイントになるかも!

    2020年4月

    華調理製菓専門学校 調理ベーシック科(1年制)に入学。

    6月

    コロナウイルスの影響で延期していた授業がスタート。

    9月

    学校で配布された就職雑誌エフラボを見て、㈱イグレコに興味を持ち会社説明会に参加。そのとき実際に店舗を訪れる。

    11月

    ㈱イグレコの面接を経て、11月後半に内定を受ける。

森本 楓さん

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森本 楓さん(19才)

町田調理師専門学校 調理師科

就職先▶株式会社 サイプレス

職 種▶店長候補

  • この会社に決めた理由

    器の大きな会社であること!自分が求めるイメージとぴったりだったことが決め手です♪

     ハキハキした立ち振る舞いが印象的な森本さんは、4月に株式会社 サイプレスに入社。「源ちゃん食堂」という定食業態でキャリアをスタートします!小学生の頃から調理の道に進むことを決め、中学生の時には将来は地元で地域に密着した定食屋さんを経営することを目標に掲げていました。高校卒業後は、山梨県でイタリアレストランを営むお父さんが通っていた町田調理師専門学校の調理師科に通い、調理師の基礎を学びはじめます。

     緊急事態宣言により、入学後5月中は学校に通えない状況でしたが、7月より就職活動を開始します。意志の強い森本さんは、就職先はブレずに「定食屋さん」と決めていました。そうはいっても、どんな会社が新卒採用を行っているのかわかりません。まずは飲食企業がたくさん集まる新卒合同説明会に参加します。そこで最初にブースに座って話を聞いた会社が、後に森本さんが入社する㈱サイプレスでした。各エリアの特徴によってメニューが全然違うことや、入社後の早い段階で店長を目指すことが出来るので、若くして定食屋さんの経営全般が学べることが自分の希望とマッチしたそうです。

     森本さんはその選考過程を振り返る中で記憶に残ったことも話をしてくれました。人事部長との面接で「ほかの会社を見てから、当社に入社したいか決めた方いい」とアドバイスされます。一生に一度の新卒就活だからこその機会を大切にしてくださいという温かい配慮だったと感じたそうです。夏休みの後半はそのアドバイスを守り、食べ歩きや色々とリサーチをしたそうです。色々と調べた上で、私は「源ちゃん食堂」で働きたいと気持ちを会社に伝え入社が決まりました。

  • 大切にしたポイント

    将来の夢に近づける会社。具体的には、定食屋さんを運営している会社で探しました。

  • 森本さんの就活スケジュール

    条件なども大切だけど、余計なことを考えすぎず自分のしたいことにシンプルになればOK!

    2020年4月

    町田調理師学校 調理科(1年制)に入学。

    5月

    コロナウィルスの影響で学校に通えない日々を過ごす。

    7月

    就活について考えはじめ、まずは足掛かりとしてエフラボ就食フェアに参加。㈱サイプレスを知り、その後、説明会に足を運ぶ。

    8月

    面接後、検討期間を経て入社したい意思を会社に伝える。晴れて内定GET。

浦野 裕矢さん

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浦野 裕矢さん(23才)

多摩調理製菓専門学校 調理高度技術学科

就職先▶株式会社 ザガット

職 種▶調理スタッフ

  • この会社に決めた理由

    “運命”と思えるほど、ビビっときました。今から社会人になるのがとても楽しみです。

    「就職活動は順調に進みました」と嬉しそうに振り返る姿が印象的な浦野さんが、料理人の道を目指すきっかけは小料理屋を営んでいた祖父の影響でした。作務衣を着て手際良く料理を作る姿に憧れ、料理人の道を目指すべく調理師学校へ進学しました。

     先生の温かいサポートにも助けられ、順調に学校生活を送っていましたがコロナウィルスにより就職活動の様相も異なっていました。例年であれば、たくさんの和食求人票が学校に届きますが、6月の段階ではその数がまばらだったそうです。

     不安な中でのスタートでしたが、実際はスムーズに就活が進みました。その理由は会社を選ぶ上で明確な基準があったことです。浦野さんの場合「魚が学べる」「社風が良い」の2点に絞っていました。また、普段から先生とのコミュニケーションも円滑であったこともポイントでした。

     ㈱ザガットとの出会いは先生から紹介された求人票でした。浦野さん曰く出会った瞬間にここだと感じたそうです。その後エフラボの合同説明会で直接話を聞き、期待は確信に変わります。店舗見学会兼一次選考会へ参加した際には、看板商品の「のどぐろ」の美味しさと先輩社員の方々の接し方に感動し、絶対に入社したいと強く思ったそうです。この会社で不採用になったら、次が見つからないかも。そんな不安に駆られながらも和食に対する真摯な思いを面接では落ち着いて話をすることが出来ました。その真面目な姿勢は会社からも高い評価を受け、晴れて内定が決まりました。

  • 大切にしたポイント

    会社選びの基準を明確にする。①魚が学べるお店 ②人間関係が良い会社

  • 浦野さんの就活スケジュール

    条件なども大切だけど、余計なことを考えすぎず自分のしたいことにシンプルになればOK!

    2020年1月

    1年生の頃から徐々に就職を意識。早めに動き出す予定。

    5月

    学校が休校のため、身動きが取れず不安な時期を過ごす。

    6月

    コロナの影響で求人が激減。給食業界に進むことも考える。

    7月

    先生の紹介で㈱ザガットを知り、この会社しかないと思う。

    9月

    順調に選考に進み、晴れて内定。最高にHappy!

飛矢地 華音さん

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飛矢地 華音さん(20才)

東京ベルエポック製菓調理専門学校 製菓調理師科

就職先▶株式会社 神戸物産

職 種▶パティシエ

  • この会社に決めた理由

    自分の理想の働き方ができること!キャリアアップの道が多いことも決め手に★

     家族や親戚が飲食店で働いていることもあり、小さい頃から飲食業界で働くことを目標にしてきた飛矢地さんは、高校卒業後、製菓調理の専門学校へ入学しました。学生時代はホテルでアルバイトをして、調理・製菓の両方を経験。その経験から「お菓子作りがやりたい」と強く思うようになりパティシエを目指すことに。また、アルバイトでの経験を通して、「お客様と接することが出来る環境の方が自分には向いている」と感じ、レストラン業態に絞って就職先を探し始めました。

     積極的に合同企業説明会に参加して、ジャンルを問わず、お菓子作りに携われる会社の話を聞いていたところ、最初は就職先として全くイメージしていなかった焼肉店を展開する株式会社 神戸物産と出会いました。

     同社の会社説明会に参加して、毎日30~40種類提供するデザートを全て店内で手作りしている点、そしてそのデザートをお客様と直接お話ししながら提供できる点に惹かれ、同社の選考に進みます。選考が進むにつれて、人事担当者とフランクに話ができる距離の近さや、両親からの「コロナ禍でも安定している会社を選んだ方がいい」というアドバイスを考慮した時に、安心して入社できる環境だと感じ、入社を決意しました。社長をはじめ、人事担当者が温かく、そして親切に対応してくださる社風に長く働ける会社だと実感。同社は今後店舗展開を行っていくため、店長やメニュー開発などのポジションへのキャリアアップの道があることも、入社への決断を後押しした理由のひとつです。

  • 大切にしたポイント

    手作りのデザートを提供できる環境と、直接お客様の笑顔やありがとう!という声を聞くことが出来る環境

  • 飛矢地さんの就活スケジュール

    一気に色んな会社の話を聞ける合同企業説明会はおすすめ!偶然の出会いから理想の会社と出会えました★

    2020年8月

    製菓衛生師試験に合格し、就活スタート

    9月

    パティシエに絞り会社を探す。合同企業説明会・会社説明会に参加。

    10月

    2社の選考に進む。晴れて内定GET!

2021年4月掲載

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