専門学校を卒業して、社会人として働きはじめて約1年。
この1年を振り返ってどうですか?先輩たちに聞いてきました。
PROFILE
プロフィール
矢吹 陽香 さん
2021年3月エコール辻東京 卒業
2021年4月株式会社 ダンダダン 入社
現在の仕事内容とやりがいについて、聞かせてください。
ダンダダンに入社して約9ヶ月経ちますが、実は1週間ほど前に「肉汁餃子のダンダダン」千歳烏山店に異動になったばかりです。
キッチン業務を中心に、仕込みから盛り付けまでを担当しています。まだどこに何があるのかもわからない状態で戸惑うこともありますが、調理に関してはかなり慣れてきました。様々な経験をしたいと思っていたので、お客様と触れ合える接客の機会も多く、毎日が充実しています。中でも、店舗ごとに注文数などを競い合うのはとても楽しいです。「おすすめなのでぜひ!」とお客様にお声がけしたり、ノリのいい方には「もうご注文されましたか?」と念を押したり。
自分の『おすすめ力』でお店に貢献できるのを実感して、やりがいにつながっています。
専門学校で学んだことを仕事に活かせていますか?
ホール業務の実習の授業が役立っています。接客ではお酒を注ぐことも多いのですが、グラスのここまで入れるという基準を習っておいてよかったと感じました。
ただ、キッチン業務に関してはもっと真面目に勉強しておけばと悔やまれる部分もあります。専門学校では一通りの料理を学びましたが、日本料理やフランス料理、イタリア料理が中心でした。今は餃子をはじめ中華系メニューがほとんどなので、中国料理に力を入れておくべきだったなと思います。
仕事をする上で大切にしていること、また今の目標や将来の夢は?
お客様との会話には気を遣います。馴れ馴れしすぎると不快に思われる方もいらっしゃるかもしれないので、基本は丁寧に、それでいて親しみを感じてもらえるような言葉づかいを心がけています。
これからも笑顔を大切にしながら、お客様対応していきたいと思っています。昨年11月には、副主任という役職もいただきました。今は目標をどこと定めるのではなく、行けるところまで行きたい、もっともっと成長したいと意気込んでいます。
後輩の皆さんにアドバイスするなら、とにかくここで働きたいと思う会社を見つけることが大切。実際にお店に食べに行ったり、社員の方と話をしたりするのもいいでしょう。いろいろな情報をつかんで、がんばってください!
JOB DESCRIPTION
入社~現在にかけて
ダンダダンでは、入社後3ヶ月間研修を受けます。
まずは、経営理念などを勉強する座学からスタート。その後、各店舗で仕込みや接客の基本などの業務をOJTで学んでいきます。私は分倍河原店と阿佐ヶ谷店の2店舗を経験しました。
初めのうちは不安もありましたが、店長が熱心に指導してくださいました。心が折れそうになったときも励ましていただき、その想いに応えたいという気持ちでがんばり通すことができました。
最初に配属されたのは新百合ヶ丘店。先週、千歳烏山店に異動しました。駅前の1階のお店なので、お客様に声をかけられたり、ごあいさつをしたりする機会が増えました。これまで以上に気を引き締めて仕事に取り組みたいと思っています。
大変だったこと
経営理念などを覚えるのが大変でした。座学研修の後にテストがあるのですが、一言一句間違えず書けなければなりません。最初からしっかりと鍛えられました。
心に残ったこと
お客様同士でのトラブルが印象に残っています。どう対応すれば納得してもらえるのか、店長や先輩から直接学ぶ貴重な経験ができました。
学生時代の矢吹さんの印象を教えてください!
学生時代の矢吹さんの印象を教えてください!
答えてくれたのはエコール 辻 東京(辻調グループ)
松本 晃 先生
何事にも意欲的に取り組んでいる姿がとても印象的でした。どの授業も手を抜かず、常に真剣に、一生懸命なタイプです。それが故に壁にぶつかった時の落ち込み方も人一倍。
しかし、しばらくすると陽気で明るい矢吹さんに戻っていました。裏を返せばそれだけ何事にも真剣に取り組んでいる証拠。この姿は、入学当初から卒業時まで変わる事なく一貫していて、矢吹さんの才能のひとつであると思っています。また、サービスの授業では、非常に丁寧で円滑なコミュニケーションをとることができ、サービスを受けている側が心地よく食事ができる環境作りを得意としていたように思います。この立ち居振る舞い方も、卒業してから必ず自身の武器になるだろうと考えていました。